『不要な服、着ていない服は思い切って手放してみましょう!』って言われると、やっぱり捨てないといけないか・・と思いますよね。
でも、まだ着れるし、いつか着るかもしれないし、値段高かったし、などと瞬時に考えてしまいませんか?
結論、今着ていない、今着たくない服は、もう着ません。
結論、服を捨てて物量を減らさないと片付きません。
これは事実です。
そんな事分かってるわ!と思ったあなた、やればできますよ、お片付け!スッキリ快適なクローゼットにできるポテンシャルがあります!そもそも、片付けようとすら思わない人は、そんな事思いもしませんから。
それに、いきなり捨てる!とかハードルが高すぎます。できなくて当然です!
だから、「いつか片付けよう」ってその場をしのいでいくんじゃないでしょうか?
でもね、沢山の服たち、そのままずっ〜〜とそこに置いておきますか??あなたが死ぬまでずっと??あなたが死んだら、誰かに可燃ゴミとしてゴミ袋にぶちこまれるだけです。
「いつか」じゃなくて、「今」から少しづつ片付けてみませんか?
少しづつでいいんです。いきなりガバッと捨てなくていい。
それが無くても全然大丈夫!って思えるようになると、自然に手放せますから。
すると、あなたの人生も良い方向に変わり始めます!
では、どうしたらいいのでしょうか?
順番に見ていきましょう!
自分が片付けをしてどうなりたいのか?をイメージする
漠然と、片付けなくちゃ!なんとかしないと!と思っていても、まずゴール設定が大事です。
片付けて、最終的にどんな風にしたいのか?をはっきりイメージしてみましょう。
沢山服があるのに、着る服が無い。お気に入りの服だけが入っているクローゼットにしたい!
ごちゃごちゃ感を消してスッキリさせたい!
気分が上がるクローゼットにしてみたい!
お片付けをして、どうしたいのかを具体的に決めて目的地を設定しましょう。
目的地を明確にすれば、そこへ向けて進むのみです。
まず、持っている服を全部出してみて、現実を受け入れる
とても面倒ですが、一度、持っている服を全部一箇所に出してみてください。ビックリする位の量じゃないでしょうか?ここでのあまりの量にビックリすることが大事!
体は1つなのに、なぜそんな大量の服があるのでしょう?
そもそも、1着1着、全て自分で家に招き入れた服です。お金を払って買った服、貰った服、色々理由はあるでしょう。
でも、それ全部必要ですか? それ、全部着ていますか?これからもずーーっと死ぬまで持っていたいですか?
「・・・・」
現実を受け入れ、これからできることを考えていきましょう。
1つ1つ要るか要らないか考えてみて、分ける
まず、段ボールなどでいいので、服を一時的入れる為の保留ボックスを用意します。
1着1着服を手に取って、今の自分にとって 要る or 要らない or ちょっと一旦考える を決めて分けていきます。
要る なら元へ戻す。
要らない なら手放す。
ちょっと一旦考える なら保留ボックスへ入れる。
買った時に値段が高かったり、お気に入りだった服はなかなか簡単に不要!手放す!と判断できませんが、それで当然。無理矢理手放す必要はありません。
ただ、以下のような服は思い切って手放す候補の服なので、手放す決断に困ったら一旦保留ボックスに入れていきましょう。
- 汚れている服、くたびれている服など(着ていて気分がいいですか?)
- 1〜2年間着なかった服、着たい!と思わない服(前のシーズンにも出番がなかったという事。今迄も着ないのに今から着たい!と思えますか?)
- サイズが合わない服、着心地の良くない服(着れないのにずっと持っていたい?チクチクするのに我慢して着たい?痩せたら着る?痩せたら、新しい服が欲しくなるでしょう。)
- 手入れが面倒な服(コートなどはさておき、着るたびに必ず手洗いで洗濯やアイロンなどの手間がかかる服、クリーニング代が必要など、段々着ようと思えなくなっていきます)
1着1着服を手に取って服を仕分けた結果、保留ボックスだけが、いっぱいになっているのではないでしょうか?
それでいいんです。
ここまで進めただけでも、すごいです!!片付けはかなり進んでいます!
要でも不要でもない服を、時間をかけて見極めていく
服でいっぱいになった保留ボックスを目の前に、途方に暮れるかもしれません。
でも、ここまで進んでこれた事、本当に素晴らしいです!!!
既に人生が良い方向へ向かい始めていますよ!
次のステップは、この保留ボックスを自分が普段目につかないところへ移動させる です。
普段見えない場所に移動させる事で、保留ボックス無しに毎日の生活が問題なく過ごせるかの実験をしてみます。
保留ボックスに入れた服で、着る服があればその都度出してください。
この実験を始めてしばらくは、保留ボックスから出す服もあるかもしれませんが、そのうち開けることもなく放置されている状態になるでしょう。半年〜1年位、そのまま放って置きましょう。
ちょこちょこ保留ボックスの中身を見ない、着もしないのに保留ボックスから服を引っ張り出してこない方が絶対にいいです。自分にとって必要、不必要を時間をかけて見極めていく過程ですから。
時間を味方につけて、執着を徐々に剥がす
半年〜1年程度放置されていた保留ボックスの中身、覚えているでしょうか?
もうほとんど忘れているんじゃないでしょうか?
存在すら忘れているって、今の自分には必要のない服です。
それでも、私自身、この時点で手放すという決断はなかなかできませんでした。頭では理解できても、「でも・・やっぱり・・」って納得がいかないんですね。
そこで、そのまま更に半月〜半年程放置!!
そして、またもう1度中身を出してみます。
1着1着服を手に取って、今の自分にとって 要る or 要らない or ちょっと一旦考える を決めて分けていきます。
要る なら元へ戻す前に、なぜ今まで存在すら忘れていたのに、出番が全くなかったのに要るのかを考えてみる。極端な話、死ぬまでずっとそれを持っていますか?持っていたいですか?なぜ?着ないのに?自分の心に問いかけてみてください。
要らない なら手放す。
ちょっと一旦考える なら保留ボックスへ再び入れる。
気が遠くなるかもしれませんが、これを繰り返していけば、少しずつ少しずつこだわっていた気持ちや執着心、自分の内面が変化してきます。
不思議なもので、服に限らず、モノにこびり付いていた自分の執着心を自分で少しづつ剥がせるようになっていきます。
時間と共に、自分の考え方や内面がモノを通して少しづつ変化し、新しくなった自分に必要なモノ、不要なモノをどんどん見分けていけるようにもなっていきます。
自分の毎日の人生に必要ないモノだと決断できるようになる
お片付けは、練習を積んでいくと必ずできるようになります。
だから、今の自分にとって 要る or 要らない or ちょっと一旦考える を決めて分けていくトレーニングを時間をかけて繰り返すことで、自分に必要なモノ、不要なモノをどんどん決断していけるようになり、この決断力が更に鍛えられていけば、お片付けに限らず、自分の人生を必ず自分で良い方向へ進めていけるようになるんです。
気付けば、あんなに大量の服があったにも関わらず着る服がないクローゼットが、自分のお気に入りの服だけのスッキリした状態になっているはずです。
なぜ、私はあんなに大量の服を持ってストレスを感じていたんだろうか??と思うようになれば、もうあなたの人生は既に良い方向へ変わってきていて、その実感も持てるようになっているでしょう。
結論:服の片付けを通して、人生が変わる
もう着ることのない服を納得して手放し、その空いたスペースに今のあなたに必要な服が入ってくるという、良い循環が始まります。
今必要なモノを循環させて、心身ともにすっきり、気分がいい毎日に変わり始めている状態ですね。
食べ物と一緒。食べたら食べっぱなしではなく、出す!
服の片付けを通してこの決断力が一度身に付けば、生活の色んな所で応用できて、自分で色々な物事の方向性を決めてご機嫌に過ごせる毎日へと変わりますよ〜。
人生1度きり。
思い切ってトライして、毎日ご機嫌な人生に変えてみませんか?
コメント