モノを捨てるって辛い。モノと向き合い、自分と向き合い、そこから道が開けていくから〜。

お片付け

お菓子が入っていた可愛い缶や箱、ディズニーランドのお土産の缶、捨てるのが忍びなくて、ずっと持っていました。

「持っている」というか、「仕舞い込んでいた」。

仕舞い込んでて使わないのに、また可愛い缶や箱を見つけると欲しくて買ってしまう。

でも、使ってないからって、めっちゃ可愛い缶や綺麗な箱を捨てるなんて出来ない出来ない。

でも片付けてスッキリしたい・・・

ああ〜悩ましいぃ・・・これ、死ぬまで持っておくのか?!

ボボン
ボボン

皆さんの家にも、こういう缶や箱が沢山ないでしょうか??

モノが押し込められて、時が止まったままの空間を見て思うこと

お菓子を食べてしまった後に残った可愛い缶たち、使うわけでもなく、捨てるわけでもなく、ずっと家にあり続けていました。

もう20年以上も。

20年もあれば、時代が大きく変わります。

でも、ずっと押し込められているまま、その空間だけ時が止まっていました。

私は、何の為にこれを持っているんだろう?ふと思いました。

当時は可愛くて欲しくて買ったモノ。

買えて所有できて嬉しかった思い出も蘇る。

けど、使いもしない、見もしない、ただ、そこに押し込めて存在しているだけ。

このまま見てないフリをしてしまうと、おそらく自分が死ぬまでこのままだろうな。

これを誰が片付けるの?

(答え;あなたじゃない誰かが、全部ゴミ袋にぶち込んで捨てる事になります、本当に)

片付けを始めてから、モノに対する考え方が変わった

お片付けをして、この缶や箱をどうしようかと考える順番が回ってきました。

これ、どうしようか・・・

以前の私なら、

捨てるだなんて・・・いつか何かに使えるから。

こんなに可愛いし、もうこの柄は売ってないし手に入らないはず。このまま置いておこう。

勿体無い勿体無い!

と間違いなく思っていました。

でも、今の私はこう考える様になりました。

ここ10年以上、全く出番がなかった。今使おうと思っても、使う場所が思いつかない。

だから、これからももう出番はないだろうし、このまま置いておいても無駄なスペースを使うだけ。

確かに可愛いけど、今の自分には無くても問題ない。誰か欲しい人、使ってくれる人にあげるか、処分しよう。

正直言うと、サラッとこう思えても、心は「ううっ」と痛んでいます。

モノを捨てて痛みを感じてこそ、前に進める

私は今でも、モノを処分するときは少なからず心が痛いです。

でもね、

この痛みを感じることが、これからのモノと自分の関係を新たに作り上げていく上でとても大事

誰でも、痛いって嫌じゃないですか。

できれば、痛いなんて経験せずに生きて行きたいですよね。

この痛みを感じた経験を積むことで、

お菓子の入っていた可愛い缶を欲しいなと思っても、後々この痛みをまた感じることになるのかと自然と思う様になり、

本当に本当にそれ必要?

また心が痛くなかもしれないけど、それでも欲しいの?

って自分の中で衝動買いや不必要な買い物のストッパーができるようになるんです。

これは、心が痛みながらモノを捨てる訓練を日々トレーニングして、結果得られたものです。

心が痛いのが嫌なら、無理に捨てずにそのままにしとけばいいと思うかもしれませんが、お片付けしたいという気持ちを持ちながらそれが目に入る度、ストレスを感じるようになってしまいます。

そのモヤモヤした気分やストレス、ずーーーっとそのモノがそこに存在している限り、ずーーーっと消えません。

考えただけで、もうめっちゃストレス。

だから私は、心が痛くても、今の自分にはもう必要がないって分かっている以上、エイっ!と片を付けれるように取り組んできました。

最後に

不思議なもので、処分したときは心が痛むんですけど、処分した後はスッキリ、そして結構すぐに捨てたモノも、捨てた事も忘れる(笑)。

そんなもんです。

だから、モジモジせず、勇気を出して、ううっと痛みを感じながらも、えいっ!と捨ててみる!!

その一歩を踏み出していけば、新しい世界が待っていますよ。

 

コメント